勃起について
勃起の過程とメカニズム
勃起とはこのような過程とメカニズムによって起こります。
まず大脳辺縁系にある勃起中枢が性的刺激を受けます。
性的刺激は視覚や聴覚、ときには臭覚・触覚によっても生じることがあります。
これらの刺激は脊髄の仙髄に達し、ここにある勃起中枢を興奮させます。
この興奮が末梢神経を通じて陰茎に伝わり、陰茎海綿体の平滑筋を弛緩させ、血液が海綿体に流れ込むことで勃起がおきます。
このとき陰茎の外側にある静脈は圧迫され、海綿体から流出する血流が低下するので、勃起状態は維持されます。
陰茎は左右一対の陰茎海綿体と中心を尿道が通る一本の尿道海綿体からできています。
海綿体は血液を貯めることのできるスポンジのような構造です。
したがって勃起とは陰茎に血液が一時的に貯められて、膨張した状態で、硬さは陰茎海綿体の硬さに左右されます。
勃起状態にあるとき、外側にある陰茎静脈は圧迫されて閉塞された状態です。興奮状態が去ると、再び陰茎静脈は開放されて、陰茎海綿体に貯められていた血液が流れ出して、勃起は収まります。
勃起というのは神経のネットワーク
勃起の過程とプロセスに障害が発生すると、勃起障害が発生します。
陰茎が弛緩するプロセスが障害を受けて勃起状態が異常に長く続くケースも厳密には勃起障害といえます。
したがって陰茎が勃起するプロセスは神経系に支配されていますので、このネットワークに障害があると勃起障害がおきます。
さらに陰茎における血流を阻害する要因、物理的な損傷などがあれば、勃起のシステムも正常には機能しません。