インプラントの歴史


古代インカ帝国のインプラント

古代の人々は虫歯とは無縁の生活でした。しかし事故や戦いなどで歯を失うことは、よくありました。その失った歯を補う治療法がインカ帝国にはあったそうです。

その証拠が南米ペルーのアンデスのふもとで発見されました。古代インカ帝国では死者はミイラにして埋葬されることがありましたが、そこで見つかったミイラにはなんと2本の緑色をした石のインプラントが施されていました。


オッセオインテグレーテッド・インプラントがもたらした飛躍的進歩

1952年、当時スェーデンのルント大学医学部の整形外科医であったブローネマルク教授がチタンと骨が完全に結合することを偶然発見しました。

それから研究を重ねた結果、ブローネマルク教授は人間の体でも拒否反応を示すことなく、骨とチタンが半永久的に結合するという結論を得たのです。そして、この現象を「オッセオインテグレーション」と名づけたのです。


日本におけるインプラント

日本のオッセオインテグレーテッド・インプラント治療の歴史はすでに20年を超えています。日本で初めて導入されたのは、1983年でした。日本に初めてオッセオインテグレーションの技術を持ち込んだのは東京歯科大学の現在客員教授である小宮山彌太郎氏でした。