(2007/8/29)藤枝市立総合病院、保険指定10月取り消し・不正受給問題で

静岡県藤枝市の藤枝市立総合病院が歯科口腔(こうくう)外科の診療報酬を不正に受給していた問題で、静岡社会保険事務局は28日、同病院の保険医療機関としての指定を取り消すと発表した。取り消しは10月1日から。不正受給にかかわった2人の医師の保険医登録を8月29日から取り消すことも決めた。重大な過失が重なったため、処分を決めたという。

 28日開いた静岡地方社会保険医療協議会で、静岡社会保険事務局長の諮問を受けて指定取り消しを答申した。

 静岡社会保険事務局などは3月に実施した監査で、2006年3―12月のレセプト3427枚を調査。入院費の付け増し請求や人工の歯根を歯ぐきに埋めて義歯を付けるインプラント治療など保険給付外の診療費を請求するなど164件の不正請求を見つけた。不正にかかわった医師は「保険診療について不勉強だった」と話しているという。

[2007年8月29日/日本経済新聞 朝刊]